Whisper of the Heart |
---|
■「耳をすませば」北米版DVDについて 2006年3月7日、アメリカで「Whisper of the Heart」(耳をすませば)のDVDが発売されました。即ち英語版です。 「耳をすませば」のLD(レーザーディスク)は持っていましたがDVDは買っていなかったのでこの機会に早速予約。で、予約予想外に早く3月11日に届いたので、パッケージを含めたDVDの内容について色々記しておきます。 尚、このDVDソフトは北米版のため、リージョンコードが1です。PS2等、通常の日本のDVDプレーヤーでは再生出来ません。しかし、リージョンフリー(もしくはリージョン1)のDVDプレーヤーがあれば見る事が可能です。(最近は入手しやすいです) 【2006/3/13】公開 【2006/3/14】更新 |
■トップページ ■本名陽子メニュー |
![]()
ディスク1、2それぞれ以下の様な感じです。パッケージの色調に比べて落ち着いた色合いになってます。 ![]() ![]()
16歳の本名陽子さん、また見たかった…。 「SPIRITED AWAY(千と千尋の神隠し)」のDVDには日本版DVDには入っていない、公開直前番組が丸々入ってたんですけどねえ。(更に画面が赤くない事も凄いし。(笑)) さて、DVDを再生するとCMやデモ画面が流れるのは各国共通ですが、アメリカ版はすぐに飛ばせます。ジブリの日本版のDVDをレンタル等して、メイが歩くデモ画面に「もっと早く歩けよ!」と思った人は多分何万人いるかと思うんですけど、それも無いです。(笑) 収録されているお知らせ ・スタジオジブリフィルムズ(各作品をまとめたもの) ・リトルマーメイドスペシャルエディションDVD ・カーズ(Cars) [Pixarの新作] ・チキンリトルDVD ・ナルニア国物語DVD ・AIR BUDDIES DVD DVDメインメニュー画面はラストの朝陽を浴びる雫と聖司でバックに流れる音楽は「追憶」、ボーナスフィーチャーのメニューはバロンと雫、音楽は「エルフの女王」、セットアップメニューはエルフの女王、音楽はカントリーロードの間奏。 ……ん、選曲、逆でしょ?(笑) Bonus Features ・BIHIND THE MICROPHONE 英語版を担当した俳優陣へのインタビュー。およそ8分 夕子役のAshley Tisdale(アシュリー・ティスデール)が可愛らしい。 これに関してはまた後程追加予定 ・TRAILER&TV SPOTS 日本版の特報・予告編・TVスポット集 LDしか持ってないのでこれ見るのは初めてでちょっと感激。まるで時間が戻ったかの様……。 これに関しては全て音声はオリジナルです。(英語字幕付ける事も可能) 本編 肝心の本編の話です。 チャプターは全部で11、LDでは全部で43あったので、悲しい程少なすぎ。アメリカの物は日本版よりもチャプターを削る事が多いとはいえ「SPIRITED AWAY」でも16、「NAUSICAA OF THE VALLEY OF THE WIND」でも23あったのになあ。 何も設定せずに通常再生するとそのまま英語版が始まります。オリビア・ニュートンジョンの歌で始まるタイトルも「Wishper of the Heart」の表示になっていて、一番最初に出てくる出演者の所も本名陽子ではなくBrittany Snowになってます。この部分は陽子さんファンとして何とも寂しい気持ちに…。 もちろん、ここのタイトル部分とエンディングクレジット部分は2アングルでの収録なので、セットアップで最初にJAPANESEを選んでおけば、通常通りの「耳をすませば」が始まります。 とり急ぎ雑感 ・字幕はクローズドキャプション(英語音声字幕、効果音説明字幕)、日本語版の英語字幕、吹き替え様英語字幕(日本語で書かれている文字のみの説明の字幕)の3種。音声は英語と日本語、共に5.1ch。 ・ブリタニー・スノウはどんなもんかなあと思ってましたが、思ったよりも声が綺麗で、歌声もステキ。ただ、オリジナル版における、雫の弾ける様な抑揚の利いた台詞部分などで、演技の質が違う部分があって、その辺は少し残念。 「ちが〜う〜!」とか。(笑) ・聖司君の声はちょっと大人っぽいかなあ。 ・ワープロはPCって事になってます。 ・雫の事を誰もが「Shizuku」と呼んでいるのを筆頭に、かなりのキャラがファーストネームで呼ばれているのには、やっぱり違和感あり。日本における名字との使い分けでの人同士の独特の距離感が薄く見える。 まあ、これはしょうがない部分もあるけど……、ただ、杉村君だけは名字呼ばわりでした。(苦笑) 設定に名前が無いためとはいえ、なんだかなあ。 ・が、そんな杉村君の事を「スジムラ」と発音している。(笑) スジムラって一体……。 ・汐さんの声がハスキーなので、小姑感が通常の3倍 ・「やな奴」=「Stupid Jerk!」 ・アメリカの吹き替え版では、説明のために顔が映ってない場面等で台詞を加える事が多いのですが今回もそれなりにあります。冒頭図書カード見ながら「SEIJI AMASAWA!」三連呼はちょっと笑いました。 ・「昨日のサスケ見たか?」はそのままでした。(笑) ・独特の言い方で耳に残る「ハンサム?」は「Like a fairy tale?」となり、言い方も至って普通になってました。 ・コンクリートロード 以下の様な歌詞にて歌われていました。 ウェスト東京〜♪と歌う部分がワンフレーズ早いです。
・夕子の家の犬の名前が「スモー(SUMO)」になってた。 ・カントリーロード ヴァイオリンバージョン これも日本語の歌詞をほぼ直訳した英語の歌詞になりますが、本来日本語に訳して歌う事で新たな曲のイメージが出来たのですが、これだと「替え歌」っぽい気も少々。 でも歌は凄く綺麗でした。
・エンディングは本名陽子さんの「カントリーロード」です!(微笑) ひょっとしたらこれも?という不安もあったので素直に嬉しい。 ただし、英語版は歌の入るタイミングが遅く、ア・カペラ部分はカットでエンディングクレジットと同時に始まります。 まとめ 今回の「Whisper of the Heart」の吹き替えは、ナウシカの時の様な有名な人が多い豪華キャストではないけれど、非常にレベルの高い吹き替えでとても良いです。流石ディズニーが関わっているだけあって、アメリカで放送されてる日本アニメの様に、録音監督が3役くらい兼ねてやるとかいうレベルの物じゃないです。 ただ、それでも一番素晴らしく誇らしいのは、日本語オリジナル版。アメリカやカナダで今回のDVDを買った人も、きっと本名陽子さんの声を聴いてオリジナル版の良さを知ってくれているといいなあ。 YOKO HONNAでも検索上位に掛かる様にしとこうかしらん?(笑) あ、ディスク2は「絵コンテ」のみです。アニメとの切り替えは出来ません。ただ、こちらも英語、日本語(それぞれ5.1ch)付。もうちょっとオマケが欲しかったなあ。
|
■トップページ ■本名陽子メニュー |