シェンムーオンライン Shenmue Online

 2004年8月3日、降ってわいたかのごとく「シェンムーオンライン」(Shenmue Online)なるものが発表されました。
 個人的感想から言えば「ふ〜ん」「へえ〜〜」というところに留まっています。やはり希望としては「シェンムー3」ですので、これで全てが万歳、万歳、万万歳!という様なわけにはいかないのです。
そもそも日本は今の所関係ないですしね。(苦笑)
 このページでは、「シェンムーオンライン」に関して思うことや、適度な情報をまとめたページにするつもりです。

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■シェンムー・オンライン公式サイト
■シェンムーオンライン NEWS LINK
■シェンムーオンラインに思うこと [2004/8/4]
 シェンムーII発売から長く沈黙を保って来た「シェンムー・シリーズ」が遂に動き出した!…というわけでもない。
 日本には今のところ関係が無いという事を考えると、これはXBOX版「シェンムーII」とさほど変わらない、と言うのは言い過ぎでしょうが、結局本来の「シェンムー」に関しては止まったままなので、日本のファンからするとかえって置き去り感が強いのではないでしょうか?
 更にPCゲームである事で、最初から日本市場はそれほど考えていない 向きがあります。PCのオンラインゲームが非常に盛んな韓国、そして市場の開拓価値が高い中国には向いている題材であるのですが「ゲームはゲーム機でやるもの」という感覚が根付いている日本においての発売はかなりハードルが高いです。
 また、作品内容が内容だけに相当なPCのスペックを要求されるでしょうから敷居も高くなる懸念が…。韓国のユーザーはネットゲームも「PC房」(所謂ネットカフェ)でプレイするのが当たり前の様ですし、そういう所は常に最新の設備でしょうから、大丈夫なんでしょうけどね…。

 元々、シェンムーをオンラインゲームにしたら面白いんじゃないか?という意見はよく見かけましたし、自身でもそう思ったりもしましたが、ある部分では魅力を引き出しても、ある部分では逆に「シェンムー」本来の魅力を消してしまう危険性があり、諸刃の剣的な題材なんですよねえ。

 ただ、中国、韓国においての成功によっては、このオンラインゲームだけに留まらず、肝心の「シェンムー」シリーズそのものへの動きが活発になる事が望めるだけに期待はしたいです。
 最近、アメリカのテレビドラマ等では「スピン・オフ」という、言ってみれば「外伝的」手法が用いられて展開・成功している例も多いだけに、アプローチの1つとしては、いいんじゃないでしょうか。
……日本が無視されているという点を除けば。(苦笑)
■シェンムーオンラインはこうなってほしい [2004/8/5]
 シェンムーオンラインに望む物。それは「シェンムー3」への布石であり、「シェンムー3」のためのプロモーション的要素、それが第一です。飽くまでも作品展開の1つであって、これが本流なんて事にはならないように願いたい所です。
 上でも触れましたが、元々ゲームにおいても「スピン・オフ」の手法は度々用いられてきました。各種作品展開をしている任天堂のマリオシリーズや、スクウェアエニックスの生命線「ファイナル・ファンタジー」と名の付く作品、セガの「サクラ大戦」も最近はそういう流れが強くなってきてますね…。
 それらの作品において共通しているのはやっぱりゲーム内容共々、絶対的な支持を受けるのは正統なシリーズであるのは疑う余地がないでしょう。
 これまでも通常のシリーズのゲーム、特にRPG等のストーリー物がオンラインゲームとなった例は多いですが、基本的に世界観だけを借りるという形で、本編とは分けた世界にしています。
 これはいかに「本編」であり、正統な物語が大切であるかを示していると言えるでしょう。
 それならば、オンラインゲームとした時のゲーム内容も自然と決まってくるのではないでしょうか?
 本編でのイメージを無闇に崩さない。これに尽きます。
「別のゲームだから、こっちはこれで」という考えもあるでしょうが、作品にはある種の信念を持った一貫性が必要です。現段階で内容の一部に「魔法的要素」というものが書かれていますが、これは如何なものでしょうか?
 もちろん、超常現象みたいなものも多少はあってもよいでしょうが、そういうものを誰もが取得出来る設定にしてしまうと、そんな便利なものをオンラインゲームにおいて使わない人はまずいないでしょう?
 武器ならいざ知らず、そう言った「魔法的要素」を一般的なものにしてしまうのには疑問を感じます。これは作品そのものが目指している流れとはまた別の物でしょう。
 そういった力が「シェンムー」の世界で使える人がいたとしても、主要キャラクターでなければ納得しないのではないでしょうか?

 「歩いている人も殴れる様にしてほしい」
これは「シェンムー 一章 横須賀」発売前や発売後にたま〜に見かけた意見ですが、こういう事も成り立ってしまうのがMMO RPGです。
 現在の所、「格闘」という要素があまりにも前面に出過ぎているのではないでしょうか?
 シェンムーがオンラインゲームになったら?と考えた時、一番ワクワクするのは「ドブ板やワンチャイに住めたら面白いだろうなあ?」
 これだと思うんですよ、普通そうですよね?
それほどにゲームの中のあの街は魅力的なんです。あの中でアルバイトしてお金を貯めて一日中ファンタを飲んでいたいんです。(笑)
 まあ、MMORPGという事なので、ある程度の範囲で好きな事しながら 過ごせるとは思います。もしそれが出来るのであれば、こっちの方がよっぽど売りになるんですけどね。
 格闘で変に物語(本編に関わる様な)が進んだりするのは困り物です。ゲームにおいては武術の定期大会(ほら、「天下一武道会」みたいな(笑))や、小悪人の退治に止めておいてほしいですね。

 まだ発表だけの時にこう書くのはどうかとも思いますが、仮にこのゲームが日本でPCで出たとしても、多分あたくしはプレイはしないでしょう。(現段階ではそうです)
 やはり待っているのは本編しかないですから。
「シェンムー3」のための足場作りをとにかくやってほしい。

 「長時間プレイしたプレイヤーは名前と共にシェンムー3出演!」
なんていうのもいいでしょうし、プレイヤーの趣向、行動をよく分析して、本編には活かしてほしいですね。

 一番の望みは「シェンムー3」も同時進行だったらいいな!
なのは言うまでもありません。同時進行の方がむしろ効率がいい気がするんですよね。意外に高い制作費は、この分も入っているのではないか?なんて思ったりもしちゃいます。(笑)

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