藤子不二雄大好き!

勘違いしないでね、アレと(笑)

 こちらでは大好きな藤子不二雄先生のマンガをフェリシティの感想と共に紹介致します。
 作品毎でページがある場合、作品名隣にリンクがありますので、そちらもどうぞ。(現時点では「エスパー魔美」と「ドラえもんBSマンガ夜話」のみ)

FF写真館+α [2004/7/28]

FFコミック

□最終更新 2004/7/28
 FF写真館+αを設置しました。
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●ドラえもん ・NHK BSマンガ夜話ドラえもん
 小さい頃からドラえもんが大好きです。ドラえもんが無かったら今の僕は無いし、ドラえもんあっての今の僕だと思う。それほど現在進行形で大好きな作品です。(人生の何%なのかな?)

【所有単行本】
・てんとう虫コミックス版1〜45巻
・FFランド版1〜24、26、36、37、39、40、42 、43、45巻、他
●海の王子
 藤子先生が初めて週刊誌(サンデー)にて連載をした海洋冒険漫画です。
海底都市王国カインの王子(本名不明)と妹のチマがはやぶさ号で平和 を乱す悪者を倒すお話でございます。
【所有単行本】
・FFランド版全5巻
●21エモン
 徳川時代から450年、20代続く貧乏ホテル『つづれ屋』の21代目「つづれ屋21エモン」はホテルの後を継ぐ事よりも宇宙飛行士への憧れいっぱいの男の子。
 宇宙人がたくさん泊まるホテルでのハチャメチャぶりや、宇宙旅行へ飛び出してからの色々な星でのエピソードなどとっても面白いですよ。
【所有単行本】
てんとう虫全4巻。FFランド全5巻。
●ビッグ1
 「ビッグ1」と呼ばれる巨大な白鯨と人間との関係が描かれる海洋冒険漫画。言うまでもなくメルヴィルの『白鯨』がモチーフになってます。(笑) かなり前に読んだっきりなので印象薄いです。
【所有単行本】
FFランド版全2巻(銀河船長同時収録)
エスパー魔美TVアニメ放映リスト
 14歳の佐倉魔美はふとした事から『テレポート』『サイコキネシス』『テレパシー』、そして困っている人の念波を感じとるエスパーとしての能力に目覚めます。
 以後、愛犬のコンポコ、クラスメイトの高畑君と共に人助けを始めますが、その天性のおっちょこちょいぶりから失敗も多いけど、素敵なのは助けられた人の心も救われているって事ですね。TVアニメ化もされましたけど、とってもよく原作の意図を汲んでいて心温まるお話になっていました。
 ちなみに魔美はフランス系クウォーターのため赤毛で血液型はO、身長153cm、体重42kg、B75、W56、H80(いずれも推定ですって(笑))
(実は「赤毛のアン子」っていう、ほぼ同じシュチュエーションの読み切り短編も存在します。こちらはTVドラマ化されました。)
【所有単行本】
FFランド版全9巻
●キテレツ大百科
 小学4年生の「木手英一」はキテレツってあだ名で呼ばれている発明好きの男の子。でも、作る物は失敗ばかり…。そんな時、家の押し入れに『奇天烈大百科』という先祖の書き残した古い本を発見。特殊な眼鏡だけに見える大発明がビッシリと書かれているその本の……つづく
 あたくし、TVアニメ版大ッキライです。(苦笑)TV局の都合で『ドラえもん』のような話にさせられてしまって可哀相。でも、これはアニメだけ見てた人には解らない気持ちなのかなあ?
【所有単行本】
FFランド版全4巻。てんとう虫1巻
●まんが道
 藤子不二雄先生お二人の自伝的なお話を漫画としてアレンジした作品で安孫子先生の分身である満賀道雄が主人公です。(藤本先生は才野茂)ほぼ、事実と見ていいのですが、時期やエピソードなどが多少ずれていたり、フィクションの部分もそれなりにあると思われます。
 単に自伝というだけでは無く、物語としてとても感動出来る作品です。絵を描く方なら一度は御覧になって下さいな。
【所有単行本】
愛蔵版全4巻、FFランド版1巻のみ、まんが道[春雷編]1巻、まんが道 愛・知りそめし頃に
(尚、愛蔵版の4巻はFFランド版23巻分に相当します)
●プロゴルファー猿
 天才少年ゴルファーの猿谷猿丸は賭けゴルフで儲けている「自称プロ(笑)」。山奥に母と姉、三人の弟と暮らしいる猿丸は手作りのゴルフクラブ、手作りのゴルフ場で鍛えた腕で稼ぎまくります。その中で色々なライバルと勝負を続けていくうちに本物のプロになりたいという気持ちが強くなっていくのです。
【所有単行本】
FFランド版全22巻
●新 プロゴルファー猿
 要するに「プロゴルファー猿」の続編なのですが、読んだ事無いんです。(苦笑)
FFランド版で9巻まで出たのですが、もう手に入らないでしょうねえ。
…と思ってたら藤子不二雄Aランドで復刊が!…欲しいなあ。
●フータくん
 これはですね、ようするに物凄くお金儲けが大得意の主人公の少年フータくんが日本一周旅行のために色々な事をしてお金を貯めていくギャグマンガです。100万円が貯まった後は旅行編になります。
 この本を読んでいるとお金儲けは簡単に思えてしまいます。(笑)
【所有単行本】
FFランド版全7巻
●フータくん N〇W
 要するに「フータくん」の続編なのですが、読んだ事無いんです。(苦笑)FFランド版でたった全1巻だったのですが買ってなかったんですねえ。(苦笑)
●忍者ハットリくん
 TVアニメの方は良くみてたのに、実は持っている単行本がてんとう虫コミックスの1巻だけというのはちょっと情けないかも…。
 忍者の里「伊賀」から……、あ、これはTVのハットリくんの主題歌を思い出して頂くのが一番いいですね。(笑)
 この時期、藤子先生(もちろんお二人共)は、「日常化シリーズ」なるもので色々な作品を発表して、その殆どが大ヒットしたのですが、これは言うまでもなく「忍者の日常化」ですね。
【所有単行本】
てんとうむしコミックス版1巻
●新 忍者ハットリくん
 読んだ事無いの…えへへ。(笑)
ただ、FFランドでの巻数を見る限り、「忍者ハットリくん」が全4巻。「新 忍者ハットリくん」が全8巻。となっているので、こちらの方は多分コロコロコミックで連載された方なんでしょうね。
●ジャングル黒べえ
 アフリカのピリミー国の大酋長の息子、黒べえは飛行機につかまって日本にやってきたが、しし男君の家の庭に落ちてしまいます。しし男君に薬や食べ物を貰った事で、しし男君を命の恩人として、恩を返すまで故郷へは帰らない事を誓います。
 居候しながら、アフリカからやってきた弟の赤べえ、象のパオパオと共にドタバタが繰り返されていくのです。
 アニメ化された時に黒べえの声を担当したのは、スネ夫、ドラキュラ、ケムマキ等、藤子アニメに欠かせない肝付兼太さん。なんと肝付さんが唯一主役をやった作品だと、御本人がラジオで言っていました。
 が、しかし、何とこの作品、何か設定が人種差別的という事でマンガもアニメも「無かった事」にされている様なのです。全くヒドイ話です。本当にそうなのかどうか、実際にアフリカ全土で放送してほしいですよ。
 なお、パオパオを始めとする不思議な動物は、ドラえもんの映画「のび太の宇宙開拓史」にも揃って出演しています。
【所有単行本】
FFランド版全1巻
●黒ベエ
 「ジャングル黒べえ」とはまるで違う作品。(笑)
安孫子先生の「魔太郎がくる!!」や「ブラック商会・変奇郎」の前身と言っていい作品。とにかくタイトル通りブラックです。(笑)
 ペットにハゲワシを引き連れた謎の旅人「黒ベエ」があちこちで意図的に事件を起こしていくお話。
【所有単行本】
FFランド版全3巻
●オバケのQ太郎
 「オバケの日常化」作品。(日常化シリーズの最初)
 主人公の一人、大原正太君が忍者ごっこをしている最中に見つけた卵から生まれたオバケのQ太郎。正ちゃんの家で居候する事になった後に起こる騒ぎや、他のオバケ達とのエピソードを楽しく描いたギャグマンガ。でも時々泣けます。(笑)
 連載当初はスタジオゼロの合作で色々な人が絵を担当。よっちゃん等、当初はあからさまに石森章太郎キャラでした。(笑)
 ラーメン大好きの小池さんが出世した作品という事でも有名。小池さんの職業はアニメーターだったりします。(微笑)
 尚、Qちゃんがばけられるのは靴だけです。
【所有単行本】
FFランド版1〜4巻(全20巻)
てんとうむしコミックス版1〜5巻
●新 オバケのQ太郎
 前作で一度オバケの国へ帰ったQ太郎が弟のO次郎を連れて正ちゃんの家に戻って来て始まるお話。O次郎が加わった事でオバケ同士のお話がより濃く出たかも?
 こちらの作品から、絵は殆ど藤本先生の物になりキャラクター絵柄も安定。ただ、個人的にQ太郎にはちょっと違和感あるまとまりって気がします。
【所有単行本】
てんとうむしコミックス版1〜3巻
●ウメ星デンカ
 爆発した故郷「ウメ星」から脱出して来たウメ星国王一家が地球の中村太郎君の家に居候しながら王国の再建を目指すお話で、デンカ、国王、王妃、侍従のベニショーガ、さらには21エモンでお馴染みのゴンスケも登場します。
 王国再建の資金を貯めるためのドタバタぶりがとっても面白いお話です。…ちっとも貯まりませんが。(笑)
 90年代に映画化された時に凄く面白かったのでTV化あるかな?って思ったのですが、ありませんでした。(苦笑)
【所有単行本】
FFランド版全5巻
●バケルくん
 須方カワル君は、地球を調査しに来ていた「魂」だけしかない宇宙人に、鼻を押すと入れ替わる事の出来る人形と、宇宙人が住み家としていた屋敷をもらいます。
 バケルくんというのはその人形の中に入っていた家族のセットの少年の人形。時には化田バケルに、時にはそのパパに、時には犬に、色々な人形を使って起こるトラブルや事件を解決したり、失敗したりするのがとっても面白いお話です。バケル君のパパの人形は凄いお金をたくさん持っていて、とっても羨ましかったです。(笑)
 ドラえもんのてんとう虫コミックス9巻の「ボク桃太郎のなんなのさ」にも登場、夢の競演を果たしています。
 後に帽子のデザインが変わってちょっとの間だけコロコロコミックに連載されました。(FFランドに収録)
【所有単行本】
FFランド版全3巻、てんとう虫全2巻
●魔太郎がくる!!
 とても気が弱く、背が低く、いつも青白い顔をしているいじめられっ子、でも、強い魔力を持っている少年、浦見魔太郎君。彼が友愛学園に転校してきた所から物語が始まります。
 とにかく彼は毎回いじめられます、言いがかりをつけられます。殴られ、蹴られ、罵倒され、それでも無抵抗…、ただ、その記録だけはノートに記録され、そんな行為が限度を越えると「このうらみはらさでおくべきか」の言葉と共に恐ろしい復讐が始まるのです…。
 安孫子先生の作品群の中では至って普通の作品です。(笑)
とにかく、積もりに積もった憎しみや恨みが最後に晴らされる部分にとてつもないカタルシスがありますね。でも、恨みの相手には全く容赦をしない魔太郎君ですが、大好きな両親や由紀子さんへの優しさには本当にホッとしちゃいます。(微笑)
【所有単行本】
FFランド版全13巻
●パーマン
 あまり頭が良いわけではない普通の少年、須羽ミツ夫君はたまたま出会ったスーパー、いやバードマンに間に合わせでたまたま選ばれ、パーマンになった。バードマンに及ばないなら「ドマン」もしくは「バーマン」じゃないのか?(笑)って話もありますが、元々バードマンは「スーパーマン」という名前でしたが版権の問題で変更。なので、ミツ夫に説明するシーン等で台詞に不自然さが出てます。(笑)
 パーマンになると、力は6600倍、時速119kmで空を飛べますが、やはりコピーロボットを羨ましいと思った人は多いのではないでしょうか?
 ミツ夫君は何となく選ばれたとは言え、人一倍の正義感と責任感を持っていて読んでいて本当に応援したくなります。
 物語の方も、パーマンの仲間達と共に色々な事件を解決するのが本当に面白く、物語通して対立する敵「全ギャド連」いや、「全悪連」のバカさ加減等も魅力。
 もう一つ、パーマン3号、通称パー子(星野スミレという芸名の鈴木伸子)が主役になるエピソードがとっても面白い。
 あ、言うまでもなく、これ「スーパーマン」の日常化作品。
【所有単行本】
FFランド版全12巻
●中年スーパーマン左江内氏
 冴えない係長、左江内氏45歳は或る日、スーパーマンと名乗る初老の男性に「あんたを後釜にしたい」と言われます。
 次の日から左江内氏は、[最大公約数的常識家][力を持っても大それた悪事を出来ぬ小心さ][ちょと見、パッとしない目立たなさ]という3条件で選ばれるスーパーマンとなり、身の回りの事件から腐敗政治まで、正義の為の活躍を始めるのです。
 パーマンの中年サラリーマンというか、そのもの。
だけど、こっちでは「スーパーマン」が大丈夫なのが不思議。(笑)
全13話で、FFランドでは1つの単行本としても出版されました。中年スーパーマンの名の通り、普通のおじさんが活躍する話はパーマンとはまた別に本当に面白いです。
そして、ラストシーンにはあっと驚く嬉しい仕掛けがありますよ。
【所有単行本】
単行本としてではなくSF短編集第3巻「征地球論」を所有。
●モジャ公
 21エモンをよりスケール大きな冒険物語にしたお話。
きちんと完結している点も含めて藤本先生のSF作品の傑作ですね。
 今の平凡な生活にうんざりをしている小学生、天野空夫の元に、「君と似たような境遇なんだ」と、突然現れた宇宙人モジャラとロボットのドンモと宇宙を旅行するお話。
 とにかく、主人公3人のキャラクターを含む全ての登場人物に魅力たっぷり、色々な星での絶体絶命のピンチ、それを切り抜ける様が本当に楽しいです。
 テレビアニメ化されましたが、全く別の話になり、やはり「ドラえもん化」されてしまったのは残念でした。
【所有単行本】
FFランド版全1巻
●ドビンソン漂流記
 このタイトルはもちろんダニエル・デフォーの「ロビンソン漂流記」のもじり。
 乗っていた旅客宇宙船が衝突事故に遭い、ロボートと言う意志を持つ脱出ポッドロボットで脱出したポッド星人のドビンソンは、未開の星・地球のマサル君の家に墜落してしまいます。
 マサル君の家に居候しながら「漂流記」を書きつつ、故郷へ戻れる日を夢見る中、やはりドタバタが起きるんです。(笑)
 なかなか記憶に残りにくい話。後でまた読み返してみます。
【所有単行本】
FFランド版全2巻
●みきおとミキオ
 1974年の現代に住む、みきお君は怪しい犬を追いかけ、太平洋戦争時の防空壕に入る。消えた犬をさらに追いかけた先は2074年の日本だったのです。
 そこで出会った自分とそっくりの少年ミキオ君は自分の子孫だと解り、その家のベランダと防空壕が100年を行き来出来るタイムトンネルだったという事から2人の世紀を越えた入れ替わりが始まります。
未完。
 この入れ替わりの話では同じ藤本先生の短編に「ふたりぼっち」という話があるのですが、こちらの方はパラレルワールドでして自分同士の入れ替わり。こっちの話の方がより昇華された話で、読み終わった後の感動も大きいですねえ。
 あ、もちろん「みきおとミキオ」も単純に楽しいですよ。
【所有単行本】
FFランド版全1巻
●ポコニャン
 これ、話が唐突なんですよねえ。
1話から既にポコニャンという、タヌキだか猫だか犬だか判らない不思議な力を持つ動物が主人公の太郎君の家にいるんです。(笑)
ちゃんとした1話ってあるのかなあ?
 作品はどちらかというと小さい子向けで4Pくらいで終わる話が集まってますが、ほのぼのしてて面白いですよ。
 NHKでアニメ化されましたが、かなり別の話に…。
そんなパターンばっかりですよ、本当。(苦笑)
しかも理解出来ないのが、やっぱりTVも低年齢向けなのですが、エンディングテーマが大事MANブラザーズバンドの「オヤジと話す」ってどういう事ですか〜!?(笑)ワケ解らないよ〜!
 ただ、「ポコニャンスロットだニャ〜ン!」は印象深い。(微笑)
【所有単行本】
希望コミックス版上下巻
●怪物くん
 日常化シリーズ、怪物バージョン。
人間界の勉強をするために日本へやってきた怪物くんこと、怪物太郎。
ドラキュラ伯爵、オオカミ男、フランケンをお供に連れて、悪さをする色々な怪物をやっつけたり、初めて友達になった人間の少年、鈴本ヒロシ君との友情を育むお話。
 色々な怪物のキャラクターが本当に立っていて、毎回飽きさせない。しかも、それらの怪物を常に上回るから怪物くんは凄いんです。
 ヒロシ君は両親がいなくて、お姉さんと二人暮らしで、他の藤子作品とはかなり違う家族の雰囲気が出ています。怪物くんはよくお姉さんのご飯を食べに来るのですが、その光景が3人姉弟の様に見えて微笑ましいですね。
【所有単行本】
FFランド版全21巻
●ブラック商会変奇郎
 魔太郎が来るや笑ゥせぇるすまん系統のお話。
ただ、こっちは相手に高額な請求書を叩きつけるのです。まあ、平たく言えば恐喝なのでしょうか?(笑)
 東京のビル街の中にひっそりとある小さな骨董屋の「変奇堂」に住む変奇変奇郎少年は中学生。不思議な魔力を持っています。人の悪事を目撃すると、その人物に請求書を渡すのですが「そんな事は知らない!」と、その場で払う人などいません。そこで、色々な魔力を使い、何とか支払いをさせるというのが基本的なお話です。
一話の冒頭でアイドル歌手が歌う『魔弾の射手』という歌の歌詞がいきなり度肝を抜きます。(大笑)
 とにかくその請求書が高い!(笑)
50万円以上は当たり前!払わない人には恐ろしい結末が…。 しかし、凄い設定のマンガだなあ…、安孫子先生には普通か。(笑)
 変奇郎の友達として、マンガを描いている満賀道夫君という中学生が出ているのがファンの楽しみ。
 少し前にV6の森田剛君主演でドラマ化されていました。
【所有単行本】
チャンピオンコミックス全5巻、FFランド版1〜3巻
●少年時代
 井上陽水さんのヒット曲「少年時代」がこの作品の映画版の主題歌だという事を知っている方は一体どれだけいるのでしょうか?(笑)
とにかく歌ばっかり有名になっちゃいましたねえ。
 芥川賞作家柏原兵三さんの「長い道」という小説を元に描かれたマンガで、太平洋戦争中に富山県の漁村に疎開した小学五年生風間進一君の目から見た一年間の話が描かれています。
 よそ者を嫌う村独特の雰囲気、学校内で対立する少年同士のグループ、自分にだけは少年らしい素直な一面を見せるグループのリーダー、大原タケシとの奇妙な友情、等々、まさに少年時代ゆえの体験が非常にリアルに綴られていて、ケンカのシーンなどは息を飲みます。
 読み終わった後、何とも言えない気持ちになりますね。そう、思い切り深呼吸をしたくなるような…。
【所有単行本】
FFランド版全5巻
●バウバウ大臣
 なんとなくチン・プイの元になった様な感じの話。
巨大彗星の衝突によってアマンガワ星は爆発、しかし寸前で「生まれ変わり装置」というもので星の人々はあらゆる星のあらゆる生き物に生まれ変わる事が出来たのです。
 犬そっくりのバウバウは王国の大臣の生まれ変わり、猫みたいなミウミウは王国の女官の生まれ変わり。地球にやってきて王子の生まれ変わり星野大二君を発見するものの、前世の記憶が無いため全く信用してもらえない。
 結局、居候だかペットだか曖昧なまま星野家に住み込み、王国の再建を目指す中、王一家の生まれ変わりがそのまんま星野一家だと判ったり、大二君のガールフレンド春日ウララちゃんをお妃候補としてつけ回したりドタバタが繰り返される。
【所有単行本】
FFランド版全1巻
●チンプイ
 なんとなくバウバウ大臣が元になった様な感じの話。
 或る日突然、12歳の女の子、春日エリはマール星レピルトボルグ王家第一王子のルルロフ殿下のお妃に選ばれる。
 絶対にそんなのはイヤ!というエリに、お世話役としてチンプイというマール星のネズミ型生物が住み込む事に…。科法と呼ばれる不思議な力が使えるチンプイと共に数々のトラブルが起きていきます。
 スネ美さんという、まんまスネ夫の女の子版が出ていたりして楽しいです。(笑)
 元々FFランドの単行本巻末に「ウルトラB」と交代で連載され、後にアニメ化されました。近年の藤子アニメとしては本当に原作に忠実に作られた方の作品で、よく出来てます。
【所有単行本】
中央公論社コミックス全4巻
●T・Pぼん
 並平凡は、普通の中学生だったが、ある日時間の逆流を体験したり、タイムボートと呼ばれるタイムマシンを発見して過去へ行き「タイムパトロール」と呼ばれる歴史を守る秘密機関の事を知ってしまう。
 そんな凡に対しタイムパトロールが下した決断は歴史からの抹消、元々生まれなかった事にするというのです。が、一転して、凡がある歴史に重要な関わりを持っている事が判明。窮地を逃れ、タイムパトロール隊員として働く事になるのでした。
 藤本先生の大好きな題材(歴史、遺跡)をうまくお話にからめ、実に解り易く尚かつ面白いストーリーの傑作です。1話毎に読み応えがあり、勉強にもなりますよ。タイムパトロールという組織はドラえもんやSF短編にも登場し、藤本先生の作品ではお馴染みかな?
 凡が正式隊員になった後にはリームの代わりに安川ユミ子がアシスタントに加わる。まあ、これもハプニングですが…。(苦笑)
  【所有単行本】
希望コミックス全5巻
●UTOPIA
【所有単行本】
FFランド版全1巻
●ウルトラB
●わかとの
●怪人わかとの
●スリーZメン
●きえる快速車
●マボロシ変太夫
●シスコン王子
●シルバークロス
●くまんばち作戦
●ミラ・クル・1
●怪人 二十面相
●宙犬トッピ
●仮面太郎
●オヤジ坊太郎
●ビリ犬
●SF短編集
 ○つづく。 順次更新していきます。


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