2000年1月のロンドン旅行

ホントの出発編(笑)

1月5日[東京珍道中編]へ
1月6日パート1[機内編]
1月6日パート2[到着編]へ
1月7日パート1[ロンドンの朝編]へ
1月7日パート2[林檎ロシア編]へ
1月8日パート1[ロンドン夜逃げ編]へ
1月8日パート2[ルーブル迷宮編]へ
1月8日パート3[ヴェルサイユもののけ姫編]へ
1月9日パート1[日曜朝のひみつ編]

★「恐ろしい程気ままな空の旅」
【2000/1/6 thu】曇りパート1

 夜は結局3時過ぎまで寝る事が出来ず、朝7時40分くらいに起きてと言うより起こされて10分後には下のレストランへ朝食を食べに行く、…まだ眠い。
 なるほど、バイキング形式の食事なんだあ、これって同じ物ばっかり食べちゃうんだよね。(笑)
 飛行機の時間は12時40分なので今回はのんびりと食事、食べ終えたのは8時45分くらいでした、もうおなかいっぱいデス。(微笑)

 9時40分にホテルを出るバスに乗り第1ターミナルまで向かう予定なんだけど、それでも時間的余裕はあり過ぎなくらい。
 チェックアウトを済ませ、バスに乗ってからすぐ着くのかと思いきや、あらら、ここからちょっと遠い第2ターミナルが先なのね。
 それでもさすがは空港内、9時50分には第1ターミナルへ到着!本当に早い!!空港内ホテルで良かったなあ!
 これが成田駅近くのホテルだったら、朝出発してもちょうどラッシュと重なって30分以上かかっただろうし、当然敷地内に入る時はパスポート見せなくてはならないしで慌ただしかったろうなあ。

 さあ、いよいよって感じです!
ふ〜ん、第1ターミナルって初めて入ったけど、海外の航空会社中心のせいかやっぱり第2よりは狭いし、ちょっと地味かなあ。
 前行った時は「全日空」だったので第2でした。もう広い広い!人もここの3倍くらいいたんじゃないかな?その時は空港内の店で天丼食べたんだよなあ、あれ、美味しかったなあ。

 受け付け。
座席は44番のH,I,J,K、という事になり、僕は44のJ、つまり飛行機の右側の窓から2番目のシートですね。前もこんな感じだったような…。(笑)
 ここでスーツケース等の荷物は先に預けてしまったのでかなり動きが楽になりました、あれって押すのも結構重いし何より邪魔!

 そうそう!!僕はまだDCダイレクトの「シェンムー」の代金を払っていないんだった!!(笑)い事じゃないぞ。
コンビニエンスストアを探さねば!!
 え〜と、施設内にはショッピングモールの様な物があり、そこの地図によると……あ、「LAWSON」があるじゃないか、「よし!ここで」と向かった地図上である筈の場所には店は無い…。ど〜しよ〜?
「まあ、帰ってからでいいか」(笑)
 近辺の電器屋から流れる椎名林檎の「本能」をBGMにそんな小さなモールを後にしましたわ。

 さあ!出国しちゃおう、とっとと搭乗ゲートまで行こうっと!
いや、逃げるわけじゃないぞ!(笑)
手荷物のX線検査も済み、これでほぼ煩わしいチェックは終わり。ゆっくりと出発の時間を待ちます。
 相変わらず日本の免税店は素通りです。だってつまらないんだもの!(苦笑)そんなに安いわけでも無いし、商品の品揃えはまるで大した事無いし…。

 飛行機の時間はターミナルに着いた時から[12時55分発]とやや遅くに変更になっていました。ただでさえ、遅い時間出発なのに嫌だなぁ、前に全日空に乗ってロンドン行った時は11時30分発だったから向こうに到着する時間だって早くて良かったのに……。

 17番搭乗ゲートに着いてしばらくしてから、ブリティッシュ・エアウェイズの飛行機が到着しました、人がゾロゾロ降りて来る。ロンドンからの便みたいです。そのままこの飛行機に乗る事になる様ですね。
 BAの飛行機の垂直尾翼は色々なデザインが施されていて、飛行機毎に個性を感じられていいです。今回、ロンドンまで運んでくれる747のデザインは「ローズ」でした。その名の通り垂直尾翼に薔薇の花がデザインされて描かれた綺麗な機体でした。
 ノーマルデザインのじゃなくて良かった!!

「ローズ」のデザインの写真

 向かいの椅子には先ほどから乗客に混じり10人位のスチュワーデスさん達が座って待機しています。
(もちろん英国人、日本人もいますが)
 隣のゲートにはAIR FRANCE(エールフランス)の飛行機があったりして、あっちの方が何か憧れちゃうなあ。あの航空会社を見る度「パネルクイズアタック25」を思い出したりします。(笑)

 12時35分頃、搭乗が始まりました。
(乗務員の方々は10分程前に先に入ってます)
何か、全日空に比べるとのんびりとしてる感じ。それに待っている客の数もそんなに目立たないなあ。海外の航空会社に乗る場合はこんなもんなのかな?
 パスポートと航空券を出しゲートを通過、いよいよ機内に。でも、これから後12時間同じ席に座ってるっていうのも結構キツイんだよね、はぁ〜〜〜。

 国際線の座席には普通ヘッドフォンのセット、毛布が置かれているものだけど、さらにここにはアイマスク、靴下、歯磨きセットまでもがあって、ここはサービスがいいなあって感じました。
 BAでは、離陸前にオレンジジュースを配っているみたいです。へ〜、何か珍しいなあ、確か全日空では離陸前は本当に慌ただしくしてた様な覚えがあるんですよねえ。
 機内はやっぱり結構空いていて、スチュワーデスさんのお話だと、好きな席に自由に移っても構わないそうで、…あらま!?それも凄いなあ。(笑)

座席表44番右から2番目

 いつのまにか出発はさらに遅れていて、時計の針は1時10分くらいになっていました。まあ、もちろんこの時は滑走路へ向けて動いてはいましたけどね。
 でも、アナウンスによると、30分出発が遅れても向こうに着くのは定刻通りだそうで、そういう遅れも空で挽回してくれるんだなあと感心。

 さて、いよいよ滑走路まで来ての急加速、そして離陸、この瞬間は何回やっても面白いです。(でもこの段階でも6回目ですが)あっという間に地面を離れて行く時に成田の全日空ホテルがどんどん小さくなっていくのが窓から見えました。

 さて、ロンドンへの飛行経路ですが、
まず、どんどん北上して「新潟」へ向けてひたすら飛び、地図で言う所の北海道の左側を通りロシア領内へと入って行きます。「ハバロフスク」まで来た辺りでやや向きを西側へ変え「ヴィチーム」そして中央シベリア上空を飛び「サンクトペテルブルグ」の上を通りようやくロシアを抜けます、本当にロシアは広いです。
 バルト海三国、フィンランド、スウェーデン、デンマーク上空を抜け北海へ、これさえ越えればようやくイギリスの地となるわけです。

 あ、ちょっと付け加えると、当然日本とロンドンでは時差があります。ロンドンの方が9時間遅いわけですが、12時間近くかけて行っても着くのは同じ日の16時30分と、時間の上では4時間しか経ってない事になり少し得をした感じになりますが、戻ってくる時に今度は急激に時間を消費するので結局は同じなんですけどね。
 だから今日1日に関してはとても長〜い1日になります。日本時間のまま考えるなら、真夜中に着いてさらに5、6時間起きてなければならない感じかな?


 さて、機内でやる映画は何かな〜?。
(あんまり見ないとは思うけど)
前の座席の背に入っている案内を見る、あ、やっぱり英語のプログラムなのね、え〜と、UK⇔JAPANは……、ふむふむ。  あら?3本もやるの?(全日空は2本だったのに)往復だと合計6本になるね。え〜と、
「BOWFINGER」
「THE THOMAS CROWN AFFAIR」
「BIG DADDY」
「THE MUSE」
「RUNAWAY BRIDE」
「WILD WILD WEST」

(下3つは帰りの飛行機で)
 ふ〜ん、まあ気が向いたら見ようかな。
一応、テープも持って来てるし、それも聴かないとね。

 前に全日空機に乗った時は、前方のモニターに現在何処を飛んでいるのかがこまめに表示されていたり、日本時間とロンドン時間の時計があったりしたけれど、今回は一切そういうの無いみたい。ああいう情報って距離に関係なく楽しいものだと思うんだけどなあ。

 さて、持って来たテープでも聴こうっと。
やはりまずはこれだよね、
「シェンムー オーケストラバージョン」
ステレオインナーイヤフォンは持って来てるけど、ここは機内備え付けのヘッドフォンで聴きます。ちょっとエンジン音が煩いけどね。(笑)
 シェンムーBBSはどうなっているのかなあ?なんて事は微塵も考えず、音楽の雰囲気だけに浸るのです。
 
 他には「森高千里」「耳をすませば」のテープ等を聴きながら時間を数えました。
 あ、「耳をすませば」ってサウンドトラックじゃあないですよ。映画を全部録音したテープです。好きな映画の場合、こうして録音している事多いです。そりゃあ画面を見た方がいいんだけど、音声の場合何度でも色々な環境で聴けるし、想像力が凄く膨らむんです。
 それだけで丸々2時間、でも途中ほんの15分程寝ちゃった。(微笑)
 機内のラジオプログラムのクラシックチャンネルも聴いていたりしたのですが北欧上空で「フィンランディア」を聴いたり出来たのはなかなか貴重な体験でした。

 機内食の話なんて聞きたいですか?(笑)
そんな事書いてたらロンドンにいつまでも着きませんって。(笑)
いい加減到着したいでしょ?

 トイレに行くために飛行機の後ろへ行く途中で席を見ると人が寝てる寝てる。真ん中の4席を独り占めして真横になってです。
 そうです、これはまさにFREEかも?
ってそんなバカな!!(笑)
 
 長々と飛んできた飛行機はようやくイギリスの中に入り着陸のアナウンスもされ、徐々に高度を下げて窓からは下の様子もよく解ります。
 ロンドン市内上空に来た時には窓から町並みがはっきりと見えて凄く面白かったです。地図とおんなじなんだもの!
前来た時は行きが窓側じゃなかったし、満席だったので景色が見られなかったからこういう光景を見るのは初めてでした。
 テムズ河はもちろんだけど、ビッグベンや、世界最大の観覧車「ロンドンアイ」も飛行機からその存在を確かめる事が出来ました。

 ヒースロー空港はロンドンを越えてもうしばらく行った所にあります。市内を過ぎた飛行機はさらに高度を下げ、少し暗くなりかけている夕暮れ時の郊外の家々の一つ一つの様子がよく確認出来るなあって感じるあたりで滑走路へと着陸したのでした。
 ロンドン時間で午後4時30分。しかし、日本時間にしてみると今はプラス9時間。既に翌日の深夜1時半。
 これから最低でも5時間は起きてなければいけないのだけど、まあ、大した事は無いな。
……ネット夜更かしに比べれば(笑)

 つづく
次回は飛行機を降りる所から。
(いつロンドンの土地を踏むんだ?(笑))


★「ここで寝ろってかい!?(苦笑)」
【2000/1/6 thu】曇り PART2

 着陸したヒースロー空港ターミナル4は、ほぼブリティッシュ・エアウェイズの専用と言ってもいいくらいにBAの飛行機で溢れかえっていて、一気に色々なデザインの垂直尾翼を見る事が出来ました。
 
 このターミナルを使用するのは、BAの一部のヨーロッパ路線と長距離線、コンコルド便、KLMオランダ航空だけだそうです。
 そう、コンコルド!
これに関しては今回見られるかなあ?って結構楽しみにしてたんです。前ANAを利用した時にはターミナル3だったため殆どがアジア・オセアニアの航空会社、コンコルドなんて空港の前にある模型しか見ませんでしたもの。(笑)
 で、見ました!何と、乗っていたBA8便が止まったゲートの隣に……いました。(笑)第一印象。
「え!?こんなに小さいの?これ本物??(笑)」でしたよ。
 僕は小さい頃からこの飛行機は知ってましたが全長何mだとかそういう事の確認や747とのサイズの違いなんて事は考えてもいませんでした。ただただ、あの大きな翼からして、凄い大きいに違いない!って思ってたんだもの。
 隣にある飛行機は、確かに全長はあるけど、そのあまりの細さゆえ 物凄く小さく見えました。
 だけど、やはりそのシャープさは流石世界最速旅客機だなあと、今にしてみれば思うかな。(お世辞(笑))

 さあ、やっと着きました。12時間やはり長かった。
でもこんなに遠い地でも半日で来られるんだもの、凄いなあ。涼も飛行機にすれば良かったのに。(笑)
(※あ、念のために書いておくと、涼とは「シェンムー」というゲームの主人公の事です)
 前に来た時も思ったけど、ヒースロー空港のArrivalは果てしなく地味です。まだ建設途中のプレハブ小屋みたいなんだもの。照明は暗く、上に設置してあるTVモニターは随分古そうだし、場内は人がいる割には凄く静か、音楽すらかかっていないのです。
 そんな中、入国審査。
まあ、滞在日数と、渡航目的だけしか聞かれませんから、すぐですね。 さ〜て、荷物を取りに行かないと。……あれ?美奈は何処だろう?
 ここで登場!謎の女の子「美奈」(笑)
あれ?まだ引っ掛かっているよ、何やってんだろう?入国カードにでも不備があったのかな??
 しばらくして、やっとこっちに来た。
「どうしたの?」
 どうやらもう一回入国カードを書かされたみたい。う〜ん、何がいけなかったんだろう?と思いつつその美奈のバッグを見ると機内で書いていた筈の入国カードが!!
「あれ?そっちは最初に書いたやつ?」
…………
「え!?出してなかったの!?……(絶句)」
何やってんのよ、キミは。(苦笑)
 
 あ、「美奈」っていうのはあたくしの姪です。心配めさるな。(笑)

 荷物をターンテーブルから取り到着ロビーへ進む。ここでは何と荷物引き替えタグを見せなくても勝手に持っていっていいのですわ、これが。本当は何処かに見せる所があるのかも知れないけど、通り道にそんな人いないんだもの、いかにも外国って感じですよね。(笑)
 ホテルまで行くバスだけに付く添乗員さんと合流。
このツアーは帰る時までは全くのフリーなのでよくあるタイプのガイドさんはいません。
 外へ出ると、さすがに5時前ともなるともう暗くなっていました。
あ、久しぶり!オースチンタクシーだ。やっぱりこれを見るとロンドンに来たなあって感じしますね。
 ホテルまで行くバスが来て、遂に「本物の旅行記」の始まりって所でしょうか?いや、長かった。(連載が不定期って事もあるけど)
 「キャプテン翼」の試合並に引っ張ったもんねえ。(笑)

 バスの中では軽く滞在中に注意すべき事などの説明がされていましたが、まあ、ほぼ知っている事でした。ただ、世界最大の観覧車「ロンドン・アイ」は結局2月以降の運行になるって話には「ああ、やっぱり…」って感じでガッカリ。
 ロンドン・アイは正式には
「ブリティッシュ・エアウェイズ・ロンドン・アイ」
という名称で、BAがスポンサーなんだって。ミレニアムイベントの目玉の一つだったのに、いきなりつまづいちゃいましたね。

 バスはロンドン市内に入りました。隣や前方にはダブルデッカー(いわゆるロンドンバス)も目立って来て、街の明かりも華やかです。
現在、マリルボーン・ロードって通りを走っております。
 ふと、左を見るとインターネットショップみたいな所があり、
「£1=15minutes」の文字が。
へ〜、まあ、そこそこな値段かなあ?
機会があれば「ORCHARD SLOPE」へ繋いでみようかな?(文字化けだろうけど)なんて思ったりもしました。
 あ、そうそう、これからのためにもお金の事を説明しておきますね。
イギリスの通貨単位は
・ポンド(記号で£と書く)
そして、ポンドの100分の1が
・1ペニー(ただ、ペニーと言うのは1だけで複数になるとペンスと言います)
 その時の為替で、£1=166円程度でしたが解りやすい様に170円くらいで覚えましょう。(くれぐれもドルで計算しないようにネ)
 前行った時は£1=210円くらいだったのでもっと物が高く感じましたよ。円高バンザイ!(笑)

 
 あ、街並が見覚えある景色になってきました。
ベイカーストリートを横切る辺りに入ったからです。
 前行った事のある「マダム・タッソーのろう人形館」が見えて来た。 ここは、結構入場料高いです。£12くらい取られます。
 でも、歴史上の人物や現在有名な人物のろう人形が実物と寸分違わず 展示してあって一緒での撮影も(但し写真のみでビデオ不可)自由ってところとかなかなか面白い所ですよ。
 色々なジャンルをザーッと挙げるだけでも
ゴルバチョフ、クリンスマン、セナ、マンセル、
リンカーンやクリントンなどアメリカ歴代大統領、
ダイアナ元妃、ビートルズの4人、シュワルツェネッガー、
トービル&ディーン、千代の富士、レーニン、
ハリソン・フォード、マイケル・ジャクソン、
マリー・アントワネット等々他多数。
 まあ、初めてロンドンに行く時はここぜひに行ってみましょう。
(ここには別料金ですけどプラネタリウムもあります

雰囲気だけでもどうぞこんな感じです。

 ベイカーストリートを抜ければ、ホテルはすぐそこ。
リージェンツパーク横の「メリア・ホワイトハウス」それが、5日間寝起きするホテルの名前です。

これです写真も見られますよ

 中に入るとなかなかお洒落な造りである事がひと目で判りました。
「ああ、前泊まった所よりもあきらかにいいな」と。(笑)
 時刻は午後6時を回っていて、ちょっと疲れ気味。日本時間で言うなら今は真夜中の3時だしね。
 ホテルの部屋を決めている中、部屋を隣接させたい方は?との話があったのでそれをお願いしている模様。
 どうでもいいけど早く部屋に荷物置きたいな。(力無き笑い)

 あ、どうやら終わったみたい。
さて、部屋の鍵(カード式)ももらった。223号室へGO!
 イギリスやフランス等では日本でいう1階を「グランドフロア」そして、2階から「1階」という数え方をする。だから223号室というのは実質は3階って事になります。
 え〜と、一番奥の部屋かあ、行き来大変だなあ。
鍵がなかなか開かない。初めて開けるホテルの鍵ってコツを掴むまではみんなこんな感じだね。……あ、やっと開いた。
 さあ、ゆっくりするぞ〜。
………………、あれ?……?

 これ、……ダブルベッドじゃないのかな〜〜?(苦笑)
ダブルベッドにしか見えないなあ。(苦笑)
あ、ひょっとして離れる様に……、なってないなあ。(大苦笑)


向かいの部屋に行ってみてもやっぱりダブルベッド。おいおい。
 さあ、旅行のメンバーが遂に明らかに!(笑)
 
 えっと、引っ張った割には普通のメンバーでごめんなさい。
僕、母、姉、姪(姉の長女)ですね。男は一人だけ。
 
 う〜む、これは僕が姪と一緒の部屋になれば一件落着か。

……違うって!!(笑)
 すぐに姉と一緒にフロントへ向かいました。姉はかなり英語が堪能で 御座います。
 まあ、あちらのミスって事ですね。新しい「ツインルーム」を準備する様です。時間は午後7時を回っていました。その辺をチラッと見歩く時間はあるかなあ?もう店も閉まる時間だよ。ええ、ロンドンの店って本当に閉まるの早いんです。7時閉店って所が一番多くて、8時9時までやる所は少ないですね。だからこの時間はちょっとツライ。
 あ、部屋が決まったみたいだ。
僕と母の部屋が596号室。姉と姪の部屋が194号室。(まあ親子同士の部屋割りね)また、随分離れちゃったなあ。
 フロントの人に聞いてもツインで近い部屋は無いみたいで、まあ仕方無い。ダブルベッドよりはね。(笑)
 再度鍵を受け取り新しい本当の部屋へ。
■部屋の窓からの景色はこんな感じでした

 あ〜あ、疲れたあ。本当、疲れたよ。今日の朝、成田のホテルで朝御飯を食べてから既に20時間経ってるんだもんなあ。長い1日だ。

 えっとですね、
姉は空港に着いた直後から、日本から持って来た物とかを渡したりする用があって、こちらに住んでいるお友達に電話してたんです。
 が、日本からかけた事はあってもロンドン市内からはどうやってかけるのかがイマイチ判らずで、結局繋がったのってついさっきみたいなんですね。
 で、その人が来るまで何処かその辺歩いて来るって事で、とりあえず、ロンドンで一番賑わいのある商店街、オックスフォード・ストリートの方にでも行こうかなという事になりました。
 ホテルを出たのが7時40分頃。左手にテレコムタワーを見ながら南の方へ向かいます。
 途中イギリスの公共放送であるBBCの前を通り、オックスフォードストリートへ出ました。さすがこの時間でも明るいし人通りが多いなあ、ここまででホテルから800mくらいかな。
 ちょっと通り過ぎて30分くらいで帰るつもりだったんだけど、久しぶりに来た所で、しかも夜では土地勘も働かず、かなり遠回りなルートでホテルに戻る結果になっちゃった。ちなみに地図は携帯してません。あたくしの感覚のみで歩いて残り3人は着いて来るだけ。

 ベイカーストリートの雑貨屋にて、軽く晩御飯となる物を買ったりするうちにホテルに着いた時にはもう9時でした。
 
 あ、姉の友達という方が待っていました。その人の名前は「ST-Vさん」いや、違った。「システム11さん」でも無いな、あれ?(笑)
 ってもう判りますよね?「NAMIさん」です。日本人ですが、今はこちらの男性と結婚してロンドンに住んでいらっしゃるみたいです。
 え〜と、どんな方かというと、舞の海よりも太…ゴホッゴホッいや、tとてもふくよかな女性でした。(微笑)
 なんと、ホテルに来たのは7時50分だったらしく、1時間待たせた事になるわけです。申し訳無い事をしたなあ。

 僕の方のホテルの部屋に戻って姉を除く3人で軽く食事。
部屋に着くなりTVを付けたら、サッカーの生中継、今まさにデビッド・ベッカム。レッドカードを差し出されておりましたよ。
ワールドカップのビデオテープかと思いました。(笑)
 
 ああ…、眠い、もうすぐ夜10時。(日本は翌日の朝の7時) お風呂にも入ったし寝よう。
長い長い1月6日をやっと終わらせる事が出来る。
 それでは、おやすみなさいませ。


1月7日へつづく

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