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何処行ったのかな〜〜!? 一応、みんな逸れない様に時々気をつけてはいたんだけど、ほんのちょっとの間にいなくなっちゃった。 美術館の中は各部屋ごとにドアとかも無く繋がってはいるものの、部屋の中にさえ死角も多く、こういう状態ではまさに迷路も同じになってしまう…。 とにかく今まで来た道、というか部屋を戻ってみたり、同じ階だけでも色々回ってみるものの見つからない、ひ、広すぎる!!それに歩いてばかりいたので土踏まずが痛くなってきたよ〜。(苦笑) 「リシュリュウ翼」には3階から1階まで吹き抜けになっている部分があってそこから下の様子を見たり、3人で手分けして色々な階をエスカレーターやエレベーターで何回か行ったり来たりしてもどうしても見つからない。 時間は過ぎていくばかり いなくなってから既に30分以上過ぎてしまった……。 こうなって来ると色々考えてしまう。あの子、自分でロンドンに帰れるかなあ? あ、その前に7時19分には出発する事は解っているんだからパリ北駅まで来られるかなあ?あの結構複雑な路線図とか解るかなあ? 英語はそこそこ出来るから何とかなるかなあ? …………。 仕方無いので美奈は置いていく事に決まりました! い、いえ、嘘ですってば。(笑) 仕方無いのでとりあえず一番最初の入口に戻ってみる事にしたんです。あそこが一番広く一番見通しもいいので。 最初に入った「シュリー翼」の入口兼出口まで戻りエスカレーターを降りている時、右斜め方向にある「リシュリュウ翼」の入口がある方向 を見てみると……、 「……いた」 もうポツリと呟きましたよ。(笑) とにかく良かった、……安心。 少しずつ近づきながら向こうにも僕が判った様で、ニヤニヤ笑っていました。 「……何処にいたの?」 と僕が尋ねると、 「え〜?ずっとすぐそばの同じ場所にいたよ〜」 とやや笑いながら答える。 「そうかなあ?殆ど調べていなかったけど」 嘘臭いなあと思う。(笑) やや遅れて姉や母も近付いて来たけど、姉はかなり怒り気味。(笑) 「ちょっと〜!、【】★☆※〒≡〓∇\℃∀▽◆◇」 まあ、それも解る。だってユーロスター内で綿密に計画した物がやや崩れ気味だから。今の所、美術館を出る筈だった時間を40分程オーバーしてしまったからね。 まあ、でも、本当見つかって良かったよ……。 さて、時間も押している、すぐに美術館を出てメトロに乗って「凱旋門」へ行かなくちゃ!! 「デゥノン翼」が南側、「リシュリュー翼」が北側、「シュリー翼」が東側、その反対の西側は何と、地下街と繋がっている出口でした。ゲートを抜けたその左側には 「Virgin MEGA STORE」※があるじゃありませんか!!(笑) これには流石にビックリしました。世界のルーブル美術館が地下街直結だったとは!(笑) (※解るとは思いますが要するにVirgin RECORDの系列のCDショップですね) 今回ロンドンへ来てからあまりこういう店には入ってなかったので少しの間だけ見ることにしました。殆どあたくしの我侭です。(笑) 入ってすぐの所にゲーム売り場があり、そこで今回の旅で初めてヨーロッパのドリームキャストやDCソフトに対面致しました!!なんか感激だなあ。(微笑) まずは、売られていたDreamcast、PlayStation、Nintendo64の 写真でもどうぞ。(笑) ![]() 日本で売られているオレンジ色の箱に比べて、やや抑えたメタリックブルーは非常にカッコ良くて思わず写真撮っちゃいましたよ。(笑) 上の方にDCキーボードが見えますが、あちらのキーボードはテンキーが付いていて少々大き目でした。 近くにDCの試遊デモがあって、日本でもお馴染みナムコの「ソウルキャリバー」が動いていて、少年が遊んでいましたよ。それを見ている人も数人いたくらいで、やっぱりこちらでもいいゲームへの興味って高いんだなあって思いました。 売っているDCソフトの様子も写真撮りました!(笑) □DCソフト各種1[日本には無い物もちらほら] □DCソフト各種2[V無しVMもありました] 売っている物の中に、液晶画面の無いヴィジュアルメモリ(もちろん非純正品)があり、「やや!?これは!?」って多少興味を持ったのですが、容量が普通のVMと一緒で価格的にも500円くらい安い程度、さらに日本円に換算すると普通に売っている値段になってしまうのでそのままお別れしました。(笑) 長居はしていられないのでそこに居たのは5分程度。 地下街を通り抜けメトロ1号線の [Palais Royal Musee Du Louvre]駅から凱旋門まで向かう。本当なら、凱旋門の一つ前の駅で降りて、シャンゼリゼ大通りを歩く筈だったんだけど、当然中止!(笑) 凱旋門のある[Ch.de Gaulle Etoile]駅に到着。 階段を登っていき外に出ると、雨は少し強くなっていました。凱旋門は大きかった……。 ![]() ビル以外の建築物で、これほど上下左右に威圧感のある物を見たのは初めてかも?よくこんな物を作ったものだって思いましたよ。ただ、エジプトのピラミッドとかを見たらこれはあっさり覆りそうだけどね。(笑) 凱旋門を中心にして取り囲む様にドーナツ状の道路、そしてそこから放射状に10本の道路が広がっているので走っている車の量が凄いです。道路を渡って凱旋門下にある広場へ行くなんていうのは自殺行為ですね。(笑) で、真ん中にはどうやっていくのだろう?って思っていたら、地下道が繋がっていて真下に行ける様になっているんですね。……でも、そこから上に上がるのには料金が掛かるんです。屋上はともかく下の広場くらいタダにしてよ〜〜!(笑) まあ時間も無い事なので、3ヶ所くらい凱旋門の向きを代えて見たり写真を撮ったりで我慢しました。最後はシャンゼリゼ大通りの方からほぼ真正面って感じで見られて良かった。 さて、次は「エッフェル塔」か、これも楽しみ。 一応、あたくしは6歳くらいの時にはこの凱旋門やエッフェル塔を知ってましたし、凄く憧れてたんです。(微笑) 今度はメトロ6号線。駅にして5つ目がエッフェル塔の一番近くなんだけど、着いてから多少歩かないと行けないみたい。 駅を出てから間もなく、そのメトロは地上に上がり「高架メトロ」になりました。札幌の地下鉄も一部は高架になっているんだけど、シェルたーに覆われているためあんまり眺めは良くないの。ただ、このメトロからの眺めはとってもいいなあ。いや、眺めの素材がいいのかも? 大きなセーヌ川もよく見えるし、街並みも素敵です。そして、少し遠くにはこれから目指す「エッフェル塔」も見えて来たんです。当然っていうか、パリの街の中で遠くからでも一際目立つ高い建物だなあって実感しました。 セーヌ川を渡った直後に[Bir-Hakeim]駅に着き、階段を降りていくと雨はやんでいました。これからセーヌ川に沿ってエッフェル塔まで歩きです。ええ、歩きますとも!(笑) とは言え、土踏まずが痛い。(苦笑) 昨日も結構歩いているし「ルーブル迷子事件」によりかなり無駄な消耗もしてしまったからなあ。時々足の裏を返して見たり、靴を脱いで土踏まずを押してみたりしつつ歩いていくって感じですね。(笑) 通り道には、絵はがきを売る人や、「ああ、これぞパリ!」って感じで自分の絵を売ったり似顔絵を描いている人がいたりと、とても賑やか。 かなりエッフェル塔に近付いた所には「日本文化会館」なる建物がありました。あ、もちろん漢字で書いてましたヨ。 「ああ、これ見た事ある!確か元NHKのアナウンサーで都知事に立候補して落ちた磯村さんが館長してるんだよなあ」 心の中でそう納得完結し、先を急ぐ。 エッフェル塔は徐々にその姿を大きくして、僕の頭の向きを上へ上へと上げさせました。そして遂に、到着!!駅から15〜20分掛かってやっと。直結する駅が一つも無いのが不思議。 大きいなあ!! もし僕が東京タワーを見慣れている人間だったら、そうは思わなかったんだろうけど、僕がいつも見慣れているのは札幌TV塔。(苦笑)『電波塔=札幌TV塔』 そもそも「東京タワー」見た事無いもん。(笑) そんな僕にはこのエッフェル塔がまるで怪物に見えました。 こんな物を19世紀に作ったなんて本当に凄いです!! 等と感激に浸っているのも束の間、耳をつんざく大きな爆発音が!!何!?と思っていると、どうやら地元の黒人少年グループって感じの何人かが爆竹かクラッカーみたいな物を地面に投げつけて遊んでいるんです。 たくさん人がいるのに……危ないなあ。 うかうかと真上も見てられない。(苦笑) 少年達は割とすぐ何処かに行っちゃったけど、何処の国にも迷惑な事をして楽しんでいる奴らはいるもんだなあ、と寂しくなりました。 さあ、気を取り直して「エッフェル塔」だ。 □真下からのエッフェル塔 やはりミレニアム仕様なのか、2000の文字が電球で再現されていて御苦労様って感じですね。(微笑) 本当ならここもゴンドラを使って登りたい所ですが、まあ近くで見るだけです。ええ、時刻はもう4時過ぎ。もう殆ど間に合わないだろうけど折角来たんだから「ヴェルサイユ宮殿」に行くだけ行こうって事で、エッフェル塔を後にしました。 「ヴェルサイユ宮殿」は、午後5時半まで中で見られるらしいんだけど、入場自体は5時で終わりって事になっている様です。あと、パリからは結構離れた郊外にあり、着くまでにも時間掛かりそう。 今度は「RER(エルウーエル)線」という鉄道に乗るために今来た道を戻ります。が、さっきのメトロの駅に戻るよりもずっとエッフェル塔に近い所にあるので割とすぐに到着しました。 郊外に行くという事で今持っている切符ではそのまま乗れません、市内ならRER線でも乗れますが、ゾーン外ですので当然の事ながら往復分の切符を買い電車を待ちます。プラットホームから下を覗くと鉄道らしく普通のレールが光っていました。 は〜〜、疲れた〜。 駅の椅子に座り、結構グッタリしました。(苦笑) あと……、おなか空いたなあ。(笑) 10分程経ち「Versailles Rive-gauche Chateau」行きの電車が到着。このまま終点まで乗る事になります。電車は結構角張っているデザインでかなり地味な物でした。さっきから駅を通る電車や、停車していた電車が2階建て仕様になっているものが多かったので同じ物を期待したのに全く普通の電車。(苦笑) 乗っている人はそれほど多くなく、対面座席の4つを4人で座る事が出来ました。とにかく、何よりもしばらく座っている事が出来るだけでもありがたい!! 動き出した電車から窓を見る。 朝からなんとなく思ってたけど、フランスって美術館とか、大きな名のある様な建物の作りは豪華だけど、普通のアパートとか家って随分質素な印象受けちゃうなあ。イギリスの場合だと、家から歴史的建造物まで 殆ど全てに「英国」って雰囲気を強く感じるんだけど……。 だんだんと建物の数も減り、少しずつ郊外に入るのが解る。それと同時に空はどんどん暗くなっていき、景色も見えにくくなって来ていました。 回りの人もどんどん降りちゃったし、車内もやけに静かになったなあ。ある駅に止まってからしばらくした時、フランス人の女性が話かけて来ました。どうやらもう着いていたみたい。話し込んでいて気が付きませんでしたよ。(笑) ホームに出るとちょっと寒い。雨も結構降っているし、かなり暗くなっちゃった。結局40分くらい掛かったのかな? 改札機を抜け、何となく地図を確認する。「ヴェルサイユ宮殿」はここから15分程歩く所にあるんだけど、駅からの道をもう一度確認。 とりあえず、駅の正面方向に行けば何とかなると認識して雨の降る外へ、…そこで思わぬ人に出会いました。(笑) あ、「もののけ姫」のポスターだ!(笑) ええ、もののけ姫のサンが、丸い柱に大きなパネルポスターとして貼ってあったのです。ええ、写真撮りましたとも。(微笑) □もののけ姫ポスター ポスターを見ると1月12日公開になっていて、あと4日後ですね。随分中途半端な曜日の公開だなあ。(笑)でも、フランス語版、興味あるなあ。 おっと、もののけ姫もいいけどマリー・アントワネットにも逢いに行かねば。(笑) ヴェルサイユ宮殿へはずっと大きな道が真っ直ぐ伸びているって感じでした。雨が降りどんどん暗くなる中、車のライトの明るさが強く印象に残ります。 宮殿の前は、車が何百台も駐車出来る様な駐車場になっていて妙な気分になりました。…ダイエーみたいだなあ。(笑) やっと門の前に着き、やや薄暗い中、150mほど前方にある巨大な宮殿を見ることが出来ました。ここはほんのちょっとだけ照明がある程度でビッグベンみたいに過度なライトアップはしてないみたい。5時半なので宮殿内から出て来ている人達も見えて、当然ながら中には入れませんが、門から何メートルか入った所から見たり写真を撮ったりもしましたよ。 門の所から宮殿まで距離があるだけじゃなくゆるやかな坂になっていて、さらに宮殿そのものに威圧感が増している様な気さえしたなあ。 さて、見るだけは見たし、後は帰るだけ! 今なら全然出発時刻に余裕を持って帰る事が出来るしね。というわけで 、ただ見ただけですが、ただ来ただけですが「ヴェルサイユ宮殿」を後にしました。 同じ道を帰るのはつまらないので、来たのとは違う道を歩き駅まで戻りました。途中マクドナルドに牽かれつつも素通りし(笑)そのまま駅へ。 ホームへ行くと既に乗るべき電車が待機していました。…まあ、終点だしね、ここ。(笑) 発車してから50分くらいこの電車に乗り続け、一番最初に見た「ノートルダム寺院」のあるシテ島に最も近い[Saint Michael]駅で降りました。降りて外へ出ると目の前にセーヌ川があってビックリしました。階段を登るとそのまま道路ですが下へ行くとそのまま水の中へ入って行く様な感じでした。(笑) それから橋を渡りシテ島に入り一番最初に降りた[cite]駅からメトロに乗りパリ北駅までほんの10分程度。 時間は6時50分くらいでまさにギリギリピッタリの時間でパリのあちこちを回り切る事が出来ましたよ。 ああ、ルーブル事件さえ無ければなあ。(苦笑) パリ北駅に着き、ユーロスターの乗車入口目指して歩いていると、すぐそばのホームには「TGV」や図鑑で見た様な電気機関車が停車していました。それだけで嬉しくなっちゃいますねえ。(微笑) 写真?ええ、撮りましたよ!! でも、アップしてもらってないのでありません。(笑) 一応余所様の写真でそのうち参照させて頂きます。 ユーロスターの乗車だけは特別の入口になっている様で、2階に上がった後、今度はちゃんと乗車券とパスポートのチェックを行い、やっとホームへ行くって感じでした。フランスも流石にここだけはしっかりしていたか。(笑) 今度はCoach17。17両目でした。 まあ、何処だろうと大した変わらないけどね。本当はAisle(アイル。通路側)だったんだけど、まあ今回も窓側に座りました。隣は朝と同じく姉。 疲れた〜〜、おなか空いた〜!(笑) そんなこんなでユーロスター、19時19分パリの地を後にしました。発車してすぐ、姉達が何か買ってきました。 まあ、サンドイッチですね、パンは丸かったですが。あと、コーラとかオレンジジュースも。それプラスまたベルギーワッフルも。(笑) サンドイッチなんてすぐ無くなり、やっぱりベルギーワッフルですよ。どっちも美味しかった……。 コーラの缶は「フランス製」だったので自分の荷物にしまい込みました。(笑) ああ、眠くなった、あたしゃ寝るよ。 とも言わないうちにフランス領内で睡眠に入り、起きたのはロンドン目前でした。でも、まだ眠たいや…。 ……ああ、時計を元に戻さなくちゃね。朝に1時間進めたので今度はマイナス1時間。パリに19時19分に出てロンドンに着くのは21時13分。 これでプラスマイナスゼロです。 さて、着いた着いた。早くホテル帰って寝たいよ。 出口へ向かいパスポートを見せると「あちらへ回って」と言われました。どうやらここはイギリス人専用だった様です。 で、もう一つの出口からそのまま抜けようと思ったのですが「入国カードを書きなさい」と。…っておい、朝にはここにいたのに〜〜。(苦笑) フランスとは偉い違いだ。(笑) 仕方無いのでもう一度入国カードを書きゲートを抜けましたよ。その際にパスポートに再びイギリスの入国スタンプの「海底トンネル版」を押してもらいましたけどね。(笑) 降りた所はウォータールー駅の一番奥だった様で、地下鉄乗り場に行くのに15分くらい掛かりました。もうちょっとうまく配置しておいておくれ。(苦笑) 駅に着き、先に貰っていた「ONE DAY TRAVEL CARD」がやっと役に立つ時が来ました。1日中乗れるのにたった一回だけとは勿体無いなあ…。 ホテルに着いた時は、自分の家でも無いのに自分の家に戻って来た様な気さえしましたよ。(力無笑) 部屋に戻りすぐした事は靴を脱いだ事です。歩くのは嫌いじゃないけど、やっぱり旅行中って歩き通しになる事が多くさすがに辛い。 疲れてはいたけれどお風呂には一応入って一日の汚れを落としました。は〜〜、さっぱりした。寝ようっと。 え?明日?さあ、予定も何も無いや。(笑) おやすみなさいませ。
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